仕事をしながら、看護学校を受験することについて、関心ある方が多いみたいです。例年、リベラルアーツでは仕事をしながら受験する方がいます。
受験一本となると昼クラスになるけど、夜クラスに通われる社会人はすべて、仕事をしながら受験勉強をしている。
仕事をしながらの受験で、注意すべき点はなんでしょう？
いくつかある。まず、推薦入試。高3生と社会人の比率だけど、那覇看護の場合、高3生51名合格に対し、社会人10名となっている。他の学校も高3生を推薦で多く合格させ、社会人は厳選していると思ってよい。
推薦入試からチャレンジできるのであれば、もちろん受験すべきですが、推薦入試にすべてを賭けてしまうのは危険ということですね。
そうそう。なので、一般入試で勝負することが、社会人にとっては重要となる。さいきんはぐしかわ看護のように、社会人向け説明会を開催するところもあり、どのくらい入試で得点できればよいか、目安を教えてくれるところもある。
勉強面では、どんなことに注意を？
仕事との両立が最大の課題だね。❶週末に、ある程度復習する時間をとること❷スキマ時間を活用して、暗記系（英単語、漢字）を学習すること❸スマホの利用時間を自己コントロールすること、を心掛ける。スマホの利用に何時間もかけることができるのに、学習時間がないというのでは、本末転倒だ。
リベラルアーツでは、社会人が受験勉強するうえで、しなくてはいけないこと、してはいけないことを区別して教えています。
時間がない人にとって、学習内容の優先順位付けが大事だ。得点に結びつく効率的な学習を行うためには、一人一人アドバイスする内容が変わってくる。
勉強面以外では？
❶入学手続き時に、70万円くらいお金が出ていくこと。❷沖縄県内の看護学校は、仕事をしながら通学することは困難なので、3年間の学費・生活費をどう確保するか考えておくこと。❸奨学金、ローン、教育訓練給付金など、いろいろ手段はあるので、自分が利用できるかどうか調べておくことが大事だ。
ぐしかわ看護など、社会人向けの説明会を実施するところもあり、社会人を採ることに積極的な看護学校もありますね。リベラルアーツ看護コースの合格体験記には、社会人の方の合格体験記が多く掲載されています。こちらもご覧ください。
