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教員英語コース・合格体験記

2020年の合格者

2020年 高校英語合格

はじめに

今回、私がこのように合格体験を報告できることを本当に嬉しく思っています。また、これまで私を見捨てずに励ましてくれ、支えてくれた愛先生と澤田先生への感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

採用試験を受験するにあたり、私は臨任の仕事を切って勉強に没頭するということはできませんでした。そのため、もしかしたら「これを読むすべての方へ」というよりは、「学校現場に身を置きながら、自分のペースで受験に挑む方へ」という色が強いかもしれません。

ただ、私のこれまでの日々と合格(試験)体験が少しでも参考になれば幸いです。

一次試験(専門:英語)

塾に通い始めた頃の私の英単語の力はほぼありませんでした。単語がわからないから長文が読めない、文法問題も解けないという超基本的なところからつまずいていました。これまで受けた採用試験での点数は100点超えてたかな…?というレベルでした。

英単語

毎回の授業で「英検1級出る順パス単」と英語の新聞記事から出題される単語テストに取り組みました。入塾当初は、テスト範囲をこなすのに必死で撃沈の日々を過ごしましたが、掲示される単語テストの順位や授業で答えられない悔しさをバネに、まずは単語テストでの満点!!を目標に毎日コツコツ取り組みました。

・「パス単」の音声をダウンロードし、通勤の車の中と浴室で毎日聞く

英単語の次に流れる日本語を音声と同時に答えられるようにしました。防水のスピーカーを購入して、入浴中も必死に単語を覚えました。たまに眠すぎて、「パス単」を浸水させた事もあります。

・英語の新聞記事に載っている単語や熟語、時事用語を調べる

「パス単」にも出てくる単語の意味のほか、独特の表現や慣用句など様々なジャンルに触れることができ、とても勉強になりました。意味を調べた後、記事を読み直し単語の意味を覚えているかを確認&覚えなおしを繰り返しました。

誤所指摘(文法)問題

文法は嫌いなほうでは無かったので、土曜日の授業ではわからない文法がわかってくる楽しさを感じ(るようにし)ながら、取り組みました。平日の夜に、前の週の授業で取り上げられた文法事項の復習をしました。

長文読解

上記にあるように、単語力が乏しい私にとって長文を読めるようになるには時間がかかりました。読めたところで、問題を解き正解を導くことができず、とても苦しかったです。

長文の授業では、愛先生がひとつひとつの問題を丁寧に解説してくれたり、受講生に正解・不正解の根拠を述べさせたりすることで、読み方・解き方を学ぶことができました。

私は毎回、制限時間内で解ききることができずにいたのでそれを克服するため、愛先生にアドバイスを頂き、授業での課題文とは別の問題集をとにかく毎日読みました。

・焦っても読み解く!を目標に、制限時間を短めに設定

・週末にがーっと読み、平日は軽めの問題を解く&新聞記事の音読(平日に長文に取り組むと途中で寝てしまって効率が悪かったため。)

学習指導要領

私は、授業内で学習指導要領のテストが行われるようになってから勉強を始めました。本当は日頃から取り組むべきところだとは思いますが、学校現場にいると研修の機会に恵まれ学習指導要領を読むことがあるので、試験のためにがっつり読み込むことはしませんでした。澤田先生が作成してくれた問題は、おさえるべきポイントに焦点をあてて出されているので、ひたすらその問題を復習しました。

二次試験

自己アピール文

一次試験の自己採点をした後から書き始めました。書いたものを愛先生や澤田先生に見てもらい、アドバイスを受けながら完成させました。面接の際に聞かれることを念頭に、自分の言葉で自分を表現できるように時間をかけました。

論文

今年度は取り組んでいません。前年までは通信教育の論文の講座を受講し添削してもらうというスタイルで取り組みました。一次試験終了後に、対面での講座に参加し課題を仕上げていきました。日頃から本や新聞、県の施策などを読んで、早いうちから取り組むと書きやすいかもしれません。

模擬授業

課題が提示される前から少しずつ授業の構成を考え始めました。過去問の資料を頂き、受講生と模擬授業を見せ合い、愛先生と澤田先生、他の受講生からの助言を頂きました。

課題が掲示された後は、毎日のように板書計画や構成の練り直しを行い、授業プランができたら練習→見てもらう→手直しを繰り返しました。塾での模擬授業後の講評や勤務する学校の先生方からのアドバイスを受け、とにかく練習して体に叩き込みました。放課後や空き時間に練習する際には、毎回録画をして振り返りました。試験当日までに10回以上人に見てもらう練習をすることができたので、本番は割と練習通りに行えました。

個人面接

私が行った対策は、自分が提出する面接調書の内容をしっかり頭の中に入れて、勤務校の2名の教頭に練習の相手をしていただいたことです。自分では上手く話せているつもりが、「話が少し長いから簡潔に」「ジェスチャーが多すぎる」「生徒の話を長く聞くように」など細かい点までご指摘いただけました。

おわりに

私は今年初めて一次試験を突破し、二次試験へ挑み最終合格へとたどり着くことができました。これまでを振り返ると、常に誰かに支えてもらい応援してもらっていた事を改めて実感しました。入塾当初は、「単語がわからない。問題が解けない。」という苦しさで欠席したり、遅刻したりして現実から逃げていました。しかし、仕事の後に塾に通っている私を気遣ってくれる学校の先輩方や家族、そしていつもネガティブな私を励ましてくれる愛先生やこれまでの教え子たちに良い結果を報告できない自分を情けなく思い始め、一念発起し勉強に励みました。合格するまでの数年は、学校もハード、塾もハードという日々が続き何度も「もう嫌だー!!!」と叫んでいました。そうしながらも、日々やっていた事がようやく実を結び、合格通知を受け取った瞬間は嬉しい気持ちはもちろんですが、周りの人への感謝の気持ちでいっぱいになりました。お世話になった方々にとにかく早く「ありがとう」と伝えたい、そう思わせたのはやはり私を支えてくれる方々が多くいたためです。

仕事と勉強の両立はとても厳しく、めげそうになります(なりました)。でも、仕事を頑張る姿を見てくれる職場の方々からの応援や支えがあり、そのおかげで勉強も頑張れるという素晴らしい事もありました。クラスの生徒からの応援メッセージも涙が出るほど嬉しく、頑張ろう!と思わせてくれました。同じ職場の友人と毎日夜まで模擬授業の練習ができた事も、本当にありがたく思います。私は、仕事をしながら勉強をするのは必ずしもマイナスな事だけでは無いのだと実感しました。仕事・勉強・体調のバランスを上手くとり、やるべき事をしっかりやる事が合格への道なんだな~と思います。

2020年 中学英語合格

はじめに

私がリベラルアーツに入塾したのは、教養対策の塾(沖縄教員塾)の先生に薦められたことがきっかけでした。教養の塾は9月の開講にぎりぎり間に合う時期でしたので、9月に入塾しました。また、特別支援学校の教員免許の取得も勧めていただき、これもぎりぎり後期の締め切りに間に合う時期でしたので、早速通信で勉強を始めました。一次試験の加点を英検でしか考えていなかった私にとって、特別支援学校の教員免許での加点を狙うという戦略は新たなものでした。この時、情報収集の大切さを改めて実感させられました。12月からリベラルアーツに通い始めました。リベラルアーツには、木曜日と土曜日の週2回通いました。教養と専門合わせて木、土、日曜日が塾の日でしたので、丸一日フリーな日はほとんどなく、はやくこのルーティンから抜け出したいと思っていました。このため、もう一年この生活をやることは私の中の選択肢にはありませんでした。

専門教科(英語)

リスニング

車の中で単語と、ラジオ、英文は毎日通勤時、帰宅時意識的に聴いていました。様々なジャンルの英文を聞きながら、考えを巡らせて聴きました。車の中で聴くだけでリスニング力が伸びるかと問われれば、そうではないと思います。しっかりと机に向かって集中して問題を解く方がリスニング力は強化できると思います。私はリスニングが得意な方でしたので、車の中以外では他の勉強に時間を費やしたかったため、通勤時、帰宅時のみ英語を聴くことで、英語について考える時間にしていました。

単語

塾の単語テストと宿題の英字新聞、授業内の長文に繰り返しで出来る単語は注意して覚えるようにしました。単語の学習を始めて、英検1級レベルの単語が英字新聞などで頻繁に使用されていることに気づくことができました。また、英検1級レベルの単語は採用試験の問題にも頻出なので、単語力の必要性を痛感しました。

正誤問題

問題に取り組む過程で、文法事項としてよく問われるパターンを覚えてきました。例えば、関係詞、主語述語の一致の確認等です。問題を解くときに注目すべきポイントが少しずつわかるようになっていきました。

長文空欄補充問題

根拠を持って、補充できる問題で得点しようと取り組みました。(全問正解するのは私には難しかったため、根拠を持って解答できるのが2~3問あればオッケーと自分の中で決めて、次の問題に移るようにしていました。)講義内で他の受講者の答えの導き方の説明、そして先生の解説等を聞いて、納得できるようにしました。

学習指導要領

中学高校は全ページ細かくマーカーペンで問われそうな部分を線で引きながら、読みました。全て読みました。どこが出されても一目で解答できるように準備していましたが、本番では、予想していなかった小学校学習指導要領からの出題があり、緊張のせいか小学校・中学校を解いた後、例年中学高校の2つからの出題でしたので、今年は高校の指導要領の出題がないと思い込み、最後のページを解かないで、全て解いたと思い込み、もう一度見直したいと思っていた箇所等の見直しに入ってしまいました。(すごく反省しています。)

一般教養

特にしていません。

教職教養

9月から3月の期間は、週に一度塾に通い、講義を受けていました。その期間は恥ずかしながら、与えられた教材をただただやるという受け身な状態でした。

4月からは通塾ではなく在宅学習に変わりました。演習問題を解いて、分野別の得点を先生に報告することの繰り返しでした。これをやることによって、自分が特に力をいれて学習すべき分野がわかるようになりました。また、毎回成績順位表で、他の受験者の得点率等も把握しながら、学習に臨むことができました。私は、この頃から受け身の学習から主体的な学習へと変わることができた気がします。

試験までに最低限必ずやることとして、「模擬試験に出てきている問題は漏れなく頭に叩き込む」というノルマを自分に課しました。模擬試験は、各回3回は解きました。そのことが、受験に対する不安要素の払拭につながりました。不安要素を洗い出し、試験までに払拭できるようにする。私は全精力を受験勉強に費やしたかと問われれば決してそうではありません。ただ、もし試験の結果が振るわなかったときの理由に「やっとけばよかった」という後悔はしないように準備をすることは決めていました。ペーパーはとにかく頭に叩き込むこと、そして絶対量をこなすことが大切だと思いました。毎回の得点の報告は、勉強不足が原因で点数が振るわなかったのですが、先生からいただく演習結果に対する受験者向けのコメントの「これまで~月までに~点だった人が最終では~点得点しています。最後まであきらめないでください」という類のことばに励まされ、本番のテストが終わるまで諦めず少しでも点数をあげて、粘り勝ちするぞと思っていました。コツコツ積み重ねてきた分と最後の追い上げが、本番の自己ベストの得点につながったと思います。

二次試験

面接と模擬授業の35分一本勝負。先生の「失敗しても合格できる」ということばで些細なミスを気にしないで自信を持って臨むという姿勢で試験に臨むことができたと思います。

二次試験の延期で模擬授業の課題が提示されるまでかなりの期間がありました。課題が提示される前までの間は、あらゆる単元の文法事項を確認しました。リベラルアーツの先生方や、教養の塾の先生、大学時代の教授、友人など多くの方々にご助言をいただきました。他にも自分の模擬授業に取り込みたい情報を探しに探して収集しました。どのように授業を組み立てるか、すごく悩みました。途中で投げ出したくなるくらい悩みました。しかし、最終的に辿り着いた答えはシンプルでした。「いつもどおりにやればいい。生徒のための授業をやればいい」でした。塾や自宅で模擬授業の練習を積みました。自宅では小さいホワイトボードで板書計画を立てたり、ノート一冊分模擬授業について色々と研究し書き留めました。コンテンツや知識が豊富なだけでは響かないのです。「伝え方」、「目線合わせ」、「信念」が大切であると学びました。ベクトルの向きさえ間違えなければフリースタイルなのだからシンプルにやればよいのです。限られた状況下でも「できる準備をする」。ぐーっと練習を積んでいくと余裕が生まれます。深みが出ます。迫力が乗っかります。プレッシャーが本番ふっと放たれた時、あとは十人並ぼうが百人並ぼうが同じなのです。

面接は、英語は過去問を元に答える内容を準備していたため、落ち着いて臨むことができました。日本語は、塾でいただいたご助言を活かし、「完全燃焼」という感覚を、面接後実感することができました。

終わりに

私はこの一年間の受験生活の中で、新たに特別支援学校の免許を取得しました。このことをきっかけに、実際に特別支援学校で働いてみたいと思うようになりました。そして4月からは、特別支援学校で働く機会をいただき、日々これからの教師生活で大切にしていきたい学びがたくさんあり大変充実しています。元々県外の高校で本務教諭として3年勤め、昨年沖縄に戻り、最初の1年は私立高校、2年目の現在は特別支援学校で勤めさせていただき、本務教員になるまで少し回り道をしたと最初は思っていましたが、今となってはどれも教師として必要な資質を備えるために必要な経験であったと強く感じています。冒頭で一年間の受験勉強と記しましたが、私は昨年も受験はしました。しかし、受験勉強といえるほどの勉強をすることなしの受験でしたので、中学校の英語教師になると決意し本腰を入れて勉強に取り組んでからは、丸一年です。

愛先生に「今年もよろしくお願いします」と新年の挨拶をした際、返ってきたことばは「今年だけにしてね」でした。その言葉を聞いたとき、改めてこの勝負(受験)は負けられないと思いました。

試験までに本番に近い状況で問題を解く練習を重ねてきた甲斐があり、適度な緊張感で本番に臨むことができました。元々試験などで極度に緊張してしまうタイプの私ですが、落ち着いて受験できました。試験当日は、今までこの日のために練習を積み重ねてきておいてよかったと感じた瞬間でした。受験の戦略は人それぞれだと思いますが、信念を持って取り組むことが大切だと思います。そして努力する覚悟。裏打ちされた努力。私は、これまで不安もたくさんありましたが、本番前にはI am ready! と言える状態までもっていくことができました。勝負の世界は紙一重だと思います。克己心。自分を奮い立たせながら、毎日コツコツの積み重ねが大切ですね。自分のやる気トリガーをどのようにしたら引けるか考え、もしそれが他人ありきであればいろいろと制限がある場合も出てくると思うので、自分で自分のやる気トリガーを引けるようにすることがおすすめです。「合格したい」という気持ち的なところだけでは足りません。感覚的に「合格できる」という「変化」を感じられるくらいの段階にもっていくことが必要だと思います。努力しなければ綻びが出ます。不安が拭えません。受験生の皆さん、自分に魔法をかけて頑張ってください。

2019年の合格者

2019年 高校英語合格

1. はじめに

私は30歳の時に、初めて臨任として高等学校で働き始めました。最初の2年間はただただ仕事に慣れることに精一杯で、教員採用試験?何それ?という感覚でした(本当です)。大学院を修了していましたが、院の研究では自分のための英語であったため、英語をだれかに「教える」という立場にたったことがなく、初めての学校現場は四苦八苦の毎日でした。私の友人が英語の初任研として赴任する学校で一緒に勤務をすることになった時に、教員になるためには教員採用試験を受けて合格しなければならないということ、教員採用試験には一般教養、教職教養、専門教科の試験があること、そしてその難易度にようやく気づきました。臨任を始めて2年目の冬にメセナ予備校に通い、そこで愛先生の授業と澤田先生の論文の授業を受講していました。その後、愛先生と澤田先生が立ち上げたリベラルアーツにそのまま通い始めました。一般・教職教養と論文、二次対策は別の塾に通いました。

私はリベラルアーツの1期生?です、たぶん笑。当初は勉強と仕事の両立ができず、仕事のせいにして勉強をおろそかにしていた時期もあります。それでも愛先生との面談を重ねていく内に、リベラルアーツで1番最初の高校英語合格者として実績を残すぞ!!という思いが強くなり、その決意を固めてこれまで取り組んできました。以下に、私の一次試験の勉強法と二次試験体験記を記したいと思います。教員採用試験合格を目指す皆さんの参考になれば幸いです。

2. 一次試験(一般教養・教職教養)

一般教養
ほとんどやっていません。模擬試験の復習や資料を読む程度でした。

教職教養
9月からの第1タームでは、塾で配られるテキストへの答えは赤字で書き、赤シートで隠しながら何度も何度も復習を行い、授業の最初に行われるチェックテストで毎回満点を取ることを目標にしていました。満点がとれなかった時には、その単元の復習をしっかり行いました。4月からの第2タームでは、過去問題・予想問題の演習を中心に取り組みました。模擬試験後には、個人成績表から自分の苦手な分野(=点を落としている分野)を把握し、1点でも点数をあげるために焦点を定めて苦手克服に努めました。

教育史・教育心理・教育原理
満点を意識して取り組む!! 徹底的に暗記しました。ほぼほぼ語呂合わせで覚えたりしました。

例)ぺい!→ペーターゼン・イエナプラン
岡の上には花がいっぱいある~♪→岡山藩・花畠教場
水戸黄門!→水戸藩・弘道館(漢字は違いますが、音で覚えてました。)

教育法規→満点を意識して取り組む!!
一番の苦手分野でした。とにかく何度も何度も読み込みました。夜寝る前や、早朝講座がない日に読んだりしていました。暗記だけでは限界があったため、これまで見聞きした指導ケースや実際に経験した指導場面とリンクさせて考えるようにしたり、空欄の前後との文脈をしっかり考えて取り組むようにしました。

学習指導要領
塾でのテキストは、小・中・高それぞれの学習指導要領が並べて掲載されているので、小・中・高で共通する内容、異なる内容が一目瞭然です。小学校、中学校、高等学校それぞれの時期の発達段階を思い返しながら、理解するようにしていました。

生徒指導提要
とにかく何度も何度も読み込みました。生徒指導リーフとも寄せて取り組んでいましたが、表現方法が微妙に違ったりするところがあり、暗記にとても苦労しました。教育法規同様、暗記だけでは限界があったため、これまで見聞きした指導ケースや実際に経験した指導場面とリンクさせて考えるようにしたり、空欄の前後との文脈をしっかり考えて取り組むようにしました。

沖縄県に関する問題
満点を意識して取り組む!!
毎年必ず出題のある項目ですが、自分で絞り込むことは困難だったため、授業で配布される問題や資料を繰り返し解きいたり読んだりしました。「わかる授業Support Guide」や「『問い』が生まれる授業サポートガイド」、「学力向上推進プロジェクト」、「沖縄県いじめ対応マニュアル」、「不登校対策リーフレット」などの文書に関しては定期的に読むことをおすすめします。これまで見聞きした指導ケースや実際に経験した指導場面とリンクさせて読むようにしていました。確実に2次試験の論文や面接、模擬授業の対策にもなるので、じわじわと脳に刷り込みさせていく気持ちで読んでいました。

3. 一次試験(専門教科:英語)

勉強の改善点
私が勉強を始めた頃、英語を「教える」ために必要な知識はほぼゼロでした。私自身が理解できない、納得できない問題は、生徒に説明もできません。愛先生のおかげで、英語を学ぶ楽しさを改めて実感し、英語を教えるための姿勢を学ぶことができました。「根拠を持って答えを示す」ということをモットーに、専門教科の勉強に取り組みました。

転機は昨年度の2018年の8月に一次試験に不合格した時です。今までにないぐらいとても落ち込みました。その日1日はずっと泣いていました。とても悔しい思いをしました。そこで私は、来年度(今年の)採用試験一次合格のために、勉強をする上で徹底した改善が必要だと思う点を考えました。それはやはり、勉強時間を確保することでした。愛先生には毎年のように、「あなたの課題は勉強時間を確保すること。3月まではいいペースで成績もあがってくるのに、新年度になると一気にペースダウンして成績も落ちてしまう。」と言われていました。

仕事と勉強の両立はとても大変です。臨任をしている間は、ありがたいことにずっと担任を持つことができていましたが、そうなるとどうしても仕事を優先していました。部活の顧問もしていたため、土日も出勤しなければなりません。ただ、やっぱり仕事をいいわけにしたくない!!と思い、自分の中で最低限守るルールをつくりました。もちろんどうしても帰れない日もあり、ルール①を破ることもありましたが、そこは土日の勉強で取り返したりすることでバランスを取っていました。臨任だと受け持った生徒の次年度の成長をみることができません。それがとても悔しかったのを覚えています。1日でも早く本務教諭になって、生徒の成長をそばで感じたいと強く思い、ルール②、③は徹底して行いました。

英単語 使用参考書:「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」¥1,870
アプリ「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」¥860

塾では毎時間単語テストがあります。モチベーションを保つことがきましたし、得点順位が張り出されるので、自分自身に喝を入れることもできました。使用していた単語帳は、「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」です。音声もダウンロードできます。出る度A(動詞・名詞・形容詞副詞)、出る度B(動詞・名詞・形容詞副詞)、出る度C(動詞・名詞・形容詞副詞)、熟語の4つのカテゴリーに分けられています。4月以降は、なるべく1カテゴリーを1日で消費できるようにしていました。とにかく全ての単語に目を通す!!ことを、その日その日の目標にして取り組んでいました。

〈2018年9月~2019年3月〉
各カテゴリーを、塾の単語テストの日程に合わせて確認していました。アプリも併用していました。

〈2019年4月~〉
1日に1カテゴリーの単語を読むようにしていました。出る度Aと出る度Bはよく見ているので、すぐ一周できますが、出る度Cと熟語にとても時間がかかりました。出る度Cに関しては、今日は出る度Cの動詞、明日は出る度Cの名詞、という具合に分けて、行っていました。アプリも併用していました。

誤所指摘・語句整序
塾のテキストを中心に何度も復習をしました。土曜日に文法の授業が設定されていました。授業では、解答時間が設定されるので、なるべく時間内に、正確に解くようにしていました。解答解説の際には、愛先生が1人ずつあてながら、その選択肢を選んだ根拠を説明するように指示をしてきます。この根拠を述べるという過程が私にとってはとても有意義で、楽しくて、大好きでした。他の人があてられても、心の中で正解とその根拠を述べるようにしていました。

長文読解
〈毎週の課題:英字新聞〉毎週英字新聞記事の課題(最大2つ)が出されます。木曜日に、長文読解の授業が設定されており、英字新聞の単語テストと、内容解説が授業の最初に行われます。文化、歴史、政治、生物学、科学、宇宙、医療などさまざまな分野の記事を読むことができました。英検1級レベルの単語もたくさん出ていたので、単語力を試す機会にもなっていました。新聞独特の文構造にたくさん触れることができました。英字新聞を読むことは個人的に続けています。

〈授業の中での課題文〉英検1級や、TOEFL、難関大の二次試験問題、他県の採用試験の問題、本県の過去問題を制限時間内に解いていきます。私は空欄補充がとても苦手でした。間違えては、「あ、そっか。なんだ凡ミスじゃん。」ということが多すぎました。空欄補充の際には、空欄の前後を細心の注意を払って読むようにしました。内容理解を曖昧にせず、指示語を明らかにしながら、時間をかけて復習しました。復習の際には精読、授業では速読と意識していました。復習で行った精読の成果を次に生かせるように、常に意識して取り組んでいました。

読解問題においては、選択肢から一つの答えに絞るときに「根拠を持って選択肢から除く」ようにしていました。間違っている箇所に下線をひき、×をつける。その作業で1文ずつ、選択肢を削っていきました。また、本文中にある意味のわからない単語もしっかりマークし、覚えるようにしていました。長文読解の解答解説の際も、先生は1人ずつあてながら、根拠を説明するように指示します。根拠を説明することは最初はとても難しいのですが、正確に読むには欠かせない作業です。実際に私は自分の授業においても取り入れています。内容理解が曖昧だと根拠は説明できません。的確に理解するために重要な過程だと身を以て学びました。個人的に長文読解は大好きですが、時間を制限されると未だに苦手です笑

リスニング

使用参考書(個人的):「最短合格!英検1級リスニング問題完全制」¥2,640
「2018年度版英検1級過去6回全問題集」¥2,790
「完全攻略!TOEFL ITP(R)テストリスニング」¥2,640

個人的にリスニングは大の苦手です。本当に苦手です。リスニングは土曜日の文法の授業の最後に設定されていました。授業では、英検1級、準1級、国連英検、TOEIC、TOEFL、のリスニング問題を解きました。塾でのリスニングだけでは足りなかったため、2日に1回のペースで、自分で購入した英検1級、TOEFLのリスニング問題を解いていました。息抜きに、ポッドキャストの「バイリンガルニュース」を聴いたり、海外ドラマを観ることもありました。おすすめは「CRIMINAL MINDS」、「THE MENTALIST」、「SUITS」です。英検1級レベルの単語がいっぱいでてきますし、そのシーンと合わせてスッと頭に入ってきます。中毒注意です笑

学習指導要領
澤田先生が作成してくれた問題をただただ復習していました。学習指導要領の勉強はどうしても後回しになっていました。しかし、問題数結構あるので失点はしたくない場所です。今からコツコツやっておくことをおすすめします(私はできなかったので…)。中高英語の学習指導要領を読む→問題を解く→復習する→読む、の繰り返しでした。解説も読んでおいたほうがいいです(今年度の試験には解説からの出題があったので…)。気分転換に、作問者の気持ちになって、自分で空欄場所を設けて問題をつくってみたりしたこともあります。

4. 二次試験

自己アピール文
一次試験が終わってすぐに書きました。普段の授業で心がけていること、本件の英語教員として目指すことを念頭に、自分自身の個性を表現できるよう意識して書きました。友人の国語教員や、論文対策で通っている塾の先生にアドバイスを頂きながら仕上げました。

論文
論文の対策は一次試験を終えてすぐ始めました。論文の課題は全部で10題あります。先生から出される最初の課題をクリアするまで5回ほど書き直したと思います。最初の課題をクリアしてからは、全課題を書き切ることを目標にとにかくたくさん書きました。最終的に8題しか書けませんでしたが、たくさん書くことで次第にコツがわかるようになり、どの課題でも使いまわせる表現のストックが増え、時間をかけて取り組んで良かったと思いました。今年の論文のテーマは、「沖縄県公立学校教員等育成指標」に関する課題でした。過去問や予想問題にはありませんでしたが、課題文をよく読み、何が問われているのか自分なりに考え、「課題に正対すること」を念頭に、これまでの練習で書いてきたことを中心に書きました。

個人面接
面接の対策は、一次試験の合格発表後から始めました。面接練習は、塾で設定された2回、面接試験前日に練習を希望して1回、勤務校の校長と1回、第一教頭、第二教頭とそれぞれ1回ずつ、両教頭一緒に1回の合計7回させていただきました。「わかる授業Support Guide」や「『問い』が生まれる授業サポートガイド」、「学力向上推進プロジェクト」、「沖縄県いじめ対応マニュアル」は毎日目を通していました。

塾の先生からは、「儀武まり子がでてこないんだよね~」と言われ、他の受験者と夜な夜なケンタッキーで葛藤しては、練習をしたりしていました笑 とにかく何度も口に出し、練習しました。勤務校の校長と両教頭には、一次試験終了後、「一次試験受かっていたら面接練習をお願いしたいのでスケジュールを教えてください!」とお願いをしました。本番さながらに練習してもらいました。1回の練習に30分~40分ほど時間をかけていただきました。国語教員の友人からは、「この人と一緒に働きたいな」って思わせるような態度で挑めとアドバイスをもらいました。予想外の質問をされても、決して飾らず、自分の気持ちを、自分の言葉で、自分らしく答えようと意識していました。

模擬授業
二次試験三日目の模擬授業は、楽しく終えることができました。私の模擬授業の一番の勝因は、塾で模擬授業の試験官をしていただいた先生方、勤務校の先生方、同じ受験者、そして本務(国語、英語教員)の友人に、模擬授業の練習をたくさん見ていただいたことです。

塾では3回、学校では4回、友人には1回模擬授業を見ていただけました。塾では通常模擬授業の回数は2回ですが、先生の計らいで、宮古から免許更新のために本島にいらっしゃる先生にも見ていただけました。模擬授業の練習の中で、先生に言われた言葉が鮮明に残っています。「試験官のための授業をしない。生徒のための授業をすること。普段こんな授業やってないでしょ?もっと自分らしく楽しくやっているでしょ?」その言葉をきっかけに、生徒にとってわかりやすい英語、ききとりやすいスピードや声の大きさ、生徒の目を見て問いかけること、生徒の表情をみながらすすめていくことなど、「生徒主体」の授業、そして「自分らしさ」を心がけるようにしました。

塾での模擬授業スケジュールの合間を見つけて、高校の他教科の受験生と予定を合わせ、模擬授業の練習もしました。他教科の受験生に見ていただくことで、想定外の指摘やアドバイスをいただく事ができました。

勤務校では、一次試験を終えてすぐ、同じ教科の先生(今年3年研)に、「一次試験受かっていたら模擬授業をみてほしいのでスケジュールを教えてください!」とお願いをしました。一次試験の結果が出た後には、英語科の先生方に模擬授業をみてもらえるようにひとりひとりお願いに伺いました。勤務校では模擬授業の練習日を3日間設定し、先生方の都合の良い時間に教室に来ていただき、模擬授業を見てもらいました。現場の先生方の指摘は鋭く、ひとつひとつのアドバイスが生徒目線にたったものでした。夏期講座期間にも関わらず、模擬授業検討に長い時間つきあってくれました。

二次試験最終日の前日には、本務で国語教員の親友に模擬授業を見てもらうことで、心の安定と準備完了の体制を整えました。

5. おわりに

私は、教員採用試験に関する知識や情報がゼロの状態から、教員採用試験合格に向けて本格的に勉強を始め、4年かけて最終合格することができました。採用試験を受ける度に、「合格」って現実に存在するんだろうか?と疑う程、その道は険しかったです。ただ不思議と諦める気持ちはみじんもありませんでしたが、最初の3年はやはりどこか仕事のせいにしていました。転機は昨年の2018年です。とても悔しかったです。必ず来年度こそは受かると決心をし、挑みました。そのおかげか、今年度は私が(勝手に)希望していた高校に勤務することができたり、現在教育センターで研修を受けている先生の検証授業に一緒に取り組むことができたり、重点拠点校事業にも携わることができたりと、とても充実しています。

一次試験の手応えは正直わかりませんでした。ただただ必死に時間いっぱい解いたという感覚だけでしたが、なぜか合格は確信していました。そのおかげで、一次試験終了後は二次試験の論文に集中して取り組むことが出来ましたし、模擬授業や面接練習のお願いも一次試験の合格発表前に行いました。去年までは、論文を書いても、最初の課題をクリアすることもできませんでしたが、今年は一次試験の合格発表までに4つ目か5つ目の課題まで終えていたと思います。今年は採用試験そのものへ挑む気持ちと、合格への気持ちが本当に違いました。

一次試験の対策は1人でもできます。二次試験対策は1人ではできません。二次試験にむけて対策を進めていく中、頭によぎるのは家族や友人、これまでの臨任生活の中でお世話になってきた先生方、そしてお世話になった塾の先生方の顔です。何も言わずにいつも暖かくサポートしてくれた家族や、共に勉強に励んだ友人、ずっと応援し続けてくれる友人。そして、勤務校でお世話になった先生方と「もう一度一緒に仕事がしたい。本務教諭になって、感謝を伝えたい。」という気持ちでいっぱいになります。どれだけたくさんのひとに支えられてきたんだろうと、感謝の気持ちがあふれ、何度も涙しました。私の教員採用試験合格に向けて協力していただいた皆さんに、心の底から感謝しています。教員採用試験の「き」の字も知らなかった私が、「教師になりたい」という気持ちをぶれずに持ち続けた結果、「合格」をつかめたと思っています。

来年度に向けて教員採用試験に挑戦する皆さん、自分の気持ちを信じて、採用試験合格に向けて1日1日を大事に過ごして下さい。たくさんの先生と話して下さい。同じ教科の先生や、他教科の先生と授業の話や相談をいっぱいしてください。生徒の話もたくさん聞いてあげて下さい。すべてが糧になります。合格がゴールじゃありません。合格してからがスタートです。今、それを強く実感しています。合格後、沖縄県の教員としてどのように生徒たちと過ごしていくかをイメージすることが大事だと思います。

長くなりましたが、私が伝えたいことを精一杯書きました。私がお世話になってきた恩返しをこれからはするつもりです。少しでも皆さんの合格に役立てば幸いです。

2019年 中学校英語合格

私がリベラルアーツに入塾を決めたきっかけは、先輩から「沖縄一の英語力を持っている講師がいるよ」という情報を聞いたからでした。大学卒業後の3年間を臨任として学校現場で働き、仕事に没頭してお金は貯まる一方であっても勉強をする時間も意欲もなく、選考試験では70番~100番と、合格とはほど遠い状態でした。180点という配点が最も高い専門の勉強も、実際の問題形式や何をどのように対策すべきなのかもよく分からないまま、パス単の1,2ページをたまに開いてを繰り返すだけで「準一級・一級の単語って全然覚えられないよね」と全く覚えようと努力していないくせに言い訳ばかりでした。これではだめだと思い、実力と現実と向き合うため、また、すごく厳しいと聞いたので覚悟を決めて入塾の申し込みをしました。

〈教養〉
市町村の対策講座を受講していましたが、復習もしなかったので全く身につかず、思い切って臨任を辞めて挑んだ5回目の試験でしたが22点/90点という過去最低の点数でした。何度も確かめたはずなのに最後のページをめくり忘れていて10問も解かずに落とすという信じられない失敗もしていました。

私にとって無職で勉強だけに打ち込むことは、収入も社会とのつながりもなく辛すぎたので(仕事を無断欠勤して焦るという悪夢を見るようになる)、8月末からは非常勤講師として学校現場で働き、10月からは毎週土曜日の朝7時半~10時半まで大学の講座に通いました。一日一つ、練習問題を解くことを目標に、部屋の壁に大きいカレンダーの裏に書いた一週間の表を貼り、付箋紙に書いた項目(教職教養、英字新聞、単語テスト復習、長文復習、文法復習、リスニング復習など)をその日やった分貼って、やるべきまだ終えていない課題を目に見えるようにしました。

一般教養は数学の解き方が分からないものを確認するくらいで特に対策はしませんでした。沖縄のことは興味もあって首里城の勉強会ツアーに参加したり、見たことがなかった玉陵を見に行ったり、偉人について短くまとめられている本を読んだりしました。

6月には他の大勢の受験者と比較をするために、メセナの模試を外部受験しました。結果は47点で中学英語では10人中3位でした。たった10人だけかと思いましたが、大手の塾の問題で去年と比べて25点上がり、意識している人の中の3位だったらいいのかなと思いました。前日には曖昧な点を再確認して、教育心理などの一問一答を中心に復習をしました。6回目の受験では去年より28点アップの50点(一般14教職36)でした。

〈専門〉
4月に入塾して初めて受ける授業では、「自分だけ違う時代を生きているのかな」と思うくらい、ついていくことができず、英文を探すことさえやっとでした。ペースも速く、頭の中がぐちゃぐちゃで、息切れするんじゃないかと思うくらい必死ですが、制限時間内に解き終えることもできず、当てられてもなぜこの答えを選んだのか説明もできず、すらすら答える周りの受講生に圧倒され、しばらくは緊張して腹痛がありました。授業の流れに慣れると腹痛はなくなりましたが、この緊張感はずっと続き、一人で勉強をするよりも私より遙かに英語力が高い仲間に囲まれて、周りとの差と自分の無力さを日々思い知らされながら、愛先生から厳しいけど当たり前のことを指摘されるこの環境は私にとって必要なものだと思いました。

毎週出る課題の英字新聞は、初めは分からない単語が多すぎて集中して読むことができずにだらだらと3,4時間かけて読んでいました。意味を調べても文章を理解できなかったので質問をしに行くと、「この内容でこの単語をそう訳すのはありえない、常識がない」と言われダメージを受けました。ここまで言われるのかと初めは驚きましたが、気を遣わずにここまではっきり言ってくれる人はなかなかいないので、ありがたいと思うようにしました。

英字新聞を読み続けていくと、なじみがないと思って敬遠していた一級単語が実際によく使われていることが分かり、マーカーを引く数もだんだん減っていき、内容を楽しみながら30分程度でさらっと読めるようになりました。それからもう一度読み直してみて、複数の辞書で調べながら自分の言葉で表現できるまで読み込みました。知っている単語でも組み合わせや文によって全く違う表現があること学び、またその表現がテストに出るので気を抜けないものでもありました。授業の前にはもう一度速読して再確認をしました。また、愛先生が選ぶ英字新聞の内容は面白くて、英語だけじゃなく時事的な知識も広がりました。

毎授業の初めに行われる単語テストは、私が入塾した4月にはすでに範囲指定がないランダムな出題になっていて、パス単をコンプリートできていない私にとっては全く分からず、なんとなく選ぶことしかできませんでした。4択の選択問題なのに10点前後/50点しかとれませんでした。分からなかった単語は調べるように言われていますが、朝から晩までの果てしない意味調べに追われて気が滅入り、復習を全うすることができていませんでした。

5回目の試験に落ちて改めて11月から入塾すると、単語テストがランダムではなく範囲が決められていたので必死に覚えました。200近くの単語の意味を書くテストが週に2回にあったので、通勤・移動中の車内ではずっと「英語の友」というアプリで英単語を流して、意味がアナウンスされる前に自分が先に答えられるようにアプリと勝負しました。スピードも調整できるので、ぱっと確認したいときには倍速にしてさーっと一気に流しました。単語単体で覚えるのは難しかったので、音でも例文でも関連させて覚えるようにしました。日本語の意味が分からないこともあったので、その日本語を調べたこともありました。ほぼ同じ意味の単語や似ている単語は、気になったときに単語のそばにメモをしました。友人のすすめで、ペンを引くだけじゃパス単を閉じたときに何も目に見えないので、一番小さい付箋紙をパス単から飛び出すように単語の側に貼り、覚えた分だけとっていくようにしました。そうすると自分がまだ覚えていないという状況がいつでも目に見えます。寝る直前までパス単とにらめっこして、眠りに落ちるまでアプリで音を再生して、初めは書いて覚えるのは面倒だと思っていたけど、実際に書いて自分でテストをしてみて、覚えていないものは直前に何度か確認をしてという流れを繰り返していました。手を抜いたらすぐにばれるし、退塾させられたら困るし毎日必死でした。意味調べは、全て分からなければ200以上調べなければならなくて、初めはできないと思っていましたが、後回しにするとたまってできなくなることも分かったので一週間以内に必ず調べると決めてやりました。テストは猛スピードで書かないと間に合いませんが、記述式の範囲指定されたテストでは、4月のものよりもずっと書けるので達成感があり、頑張った分は愛先生も評価してくれてたまにgood!とコメントがあるとすごく嬉しくなりました。去年までは口先だけでしたが、「ちゃんとやればできるんだな」と実感しました。

長文読解の授業では毎回時間内に解くことが難しく、もっと時間がほしいと思っていましたが、実際の試験も同じように時間に追われてハードなものなので良い訓練になったと思います。いつも必死に英文を読み込むので、塾が終わると目がしょぼしょぼしてピントが合わなくなるくらいでした。初めは当てられても「分かりません」と答えるのが精一杯でしたが、間違っていることも多いけれど少しずつ自分が拾ったところや理由を言えるようになって、愛先生もレベルに合わせて当ててくれているようでした。なんとなくじゃ選べないので苦しいですがとても鍛えられました。

長文はできるだけ休み時間に分からなかった単語の意味調べをして、英字新聞と同じようにテストに向けて復習をしました。すぐに内容を理解できるものもあれば、背景知識が無くて難しいものもあるので、インターネットで調べながら読み直すこともありました。難しい固有名詞が多く、ややこしくて日本語で書かれていても難しいと思うものもあったので、解くときには固有名詞は四角、数字は○、鍵っぽい文にはアンダーランを引くなど、読み戻ったときにある程度自分で内容が分かるようにマークするようにしました。

今まで長文は順番通りに問題を解いていましたが、愛先生からのアドバイスで2,3文読んでみて解けそうなものから確実に点数をとるようにした方がいいということで、読みやすいものから解きました。一問の配点が高くて4点のものもあるので、全部なんとなく解いて点数がないよりも確実なものを一つでも多くすることが大事だと思いました。

文法の授業では、愛先生が解説するときに自動詞や他動詞、第○文型、強調構文などの用語があまり分からず混乱していました。文法書を引いても分からないことがあって質問をしに行くと、それは文法書に載らないくらい当たり前のこと、教壇に立つ資格ないと言われ、崖から突き落とされた気分になりましたが、今思えばその通りだと思います。復習をできていないときに、前にも同じ所を間違えていたと言われ恥をかいたこともありました。誤所指摘の問題も理由まで説明できるようにしないといけないので、解説を聞いて分からないところは友人や愛先生に聞きました。

リスニングは終わったらすぐにスクリプトを読んで分からない表現を確認しました。指導要領はダイソーで購入した暗記マーカーを使ってポイントを消してシートを使って読みました。

去年の点数は83点でしたが、今年は101点プラス、英検準1級の加点5点(2回受験に失敗していましたが特に対策はせずLiberal Artsで勉強していたら受かりました)で、106点でした。(合計156点で7位)

〈二次試験〉
一次試験が終わると、解放されたい気持ちも山々でしたが、次の週からは一度もしたことがなかった二次対策を始めました。大学の対策講座で小論文の構成を習い、毎週もらった課題を書いて添削をしてもらい、資料を見ながら自分で書けるようになりました。元小学校の先生に読んでもらうと、ほとんどが資料からのコピーだったため「文章が温かくない」と言われたので、自分の言葉で体験談なども交えて書くようにしました。薄くて汚い字は読む気がしないそうなので、6Bの鉛筆で濃く、句読点まで丁寧に書くように意識しました。鉛筆は何度も削るのが大変なので、4Bのシャー芯を使っている先輩もいました。あとは、県のプロジェクトの項目を覚えるようにしました。

合格通知が届いてからは、面接と模擬授業の練習をしました。面接練習では、私は声に抑揚がなく、言いたいこともまとまっていなかったので、「結局何を伝えたいのか分からないし、眠くなる、印象に残らない」と言われたので、だらだらと長くならないように、間や強弱も意識して話すように心がけました。場面指導も初めは恥ずかしくてやりたくないと思いましたが、他の受験者を見るのもとても参考になりましたし、何度かやっておいて良かったと思いました。

模擬授業は、大学の教授や友人、今年は学習支援員として働いていたので学校の職員にもお願いして見てもらい、アドバイスをもらいました。19項目ある文法導入の流れを全て紙面にまとめて、ある程度流れと板書計画も決めて、運転中も8分をはかりながらイメトレをして、練習を繰り返しました。愛先生からのアドバイスもあって、英語力が数日で急激に伸びることはないから小論文・面接・模擬授業の対策に力を入れた方がいいとのことだったので、英語面接と英作文の対策は特にせず、去年合格した先輩から聞いた項目を参考に面接の練習を一度、英作文も去年の課題(30分で180字)を一度書いてみた程度でした。(今年は200字程度でした)

1日目は適性検査の次に小論文の試験があり、いつも小論文は時間ぎりぎりだった上に課題も予想外のものですごく驚きましたが、今までの流れを活用して書くことができ、20分程余裕を持って終えることができました。英作文も無事に文字数を超えて書き終えることができました。英語面接も緊張しましたが、試験官が3名とも笑顔でウェルカムな雰囲気で迎えてくれたので、恐怖心が和らいで涙が出そうになりました。wowやThat’s greatなどネイティブの方があいづちを打ちながら、両サイドの方も笑顔でうなずきながら聞いてくれて和やかな雰囲気でした。

2日目の面接でも「リラックスしてくださいね、いつも通りでいいですよ」と優しく声をかけてくださったので、場面指導もリラックスして自分の言葉で伝えることができました。

3日目の模擬授業では前日にも確認していた後置修飾過去分詞が課題でしたが、少しパニックになってしまい準備していた通りにはできませんでしたが、なんとか形にして終えることができました。今年はできるだけ早い受験番号を狙っていて、二次試験では私が一番目だったので、緊張しながらずっと待ち続けることなく面接も模擬授業もすぐ終わって帰ることができたのがとても良かったです。

一次試験の合格通知が届いて二次試験が終わるまでは、毎日不安と緊張に押しつぶされそうでとても苦しかったですが(生死をかけたサバイバルの悪夢を見るようになる)、仲間と毎日お互いを褒め合って、なんとかやり抜くことができました。

〈振り返って〉
今回の受験で私は、何よりも復習やルーティーンを優先しました。旅行は我慢してゴールデンウィークには1日10時間勉強を計画しました。「今日は出る度Aの動詞、明日は名詞」など決めてパス単の総復習をしたりしました。テストをして8割とれなかったら階段ダッシュをしようとペナルティを友人と決めたりしました。また、初めて勉強をしすぎて身体が痛くなりました。振り返るともう二度とこんな生活はしたくないと思いますし、よく頑張ったなと思います。でも私は、愛先生からもずっと言われていましたが、英語も一般教養も力があるわけではないので合格はまだまだ遠い夢のようなものだと思っていました。今回合格して感じたことは、「本気で取り組んで勉強をした人が受かるんだな」ということでした。私は中学英語を受験していますが、高校英語を受験しているもっともっとハイレベルな人もたくさんいるので、いつこの人たちが中学英語に降りてくるかも分からないし、覚悟を決めて本気でこの年に受かるという思いで取り組むことが一番良いと思います。

入塾を考えている人は、パス単を自分でコンプリートしていれば途中からでも頑張れると思いますが、私のように全く触っていない場合は、最初からが絶対いいと思います。その前に基礎講座があるのでそこで少し慣れておいた方が、ペースの早さに驚くことなく授業についていけると思います。

愛先生、甘い私を見捨てないでいてくれて、いつもどストレートな愛の鞭をたくさんくださってありがとうございました。初めは帰りの車で叫んだり泣きたくなったりもしましたが、意地悪で言っているわけではないことも分かっているし、ぐさぐさと突き刺さりますが、今ではそのどストレートな表現が笑ってしまうくらいだいすきです。甘えを見逃さないその言葉の数々がなければ、今の私はいません。その厳しさも尊敬しています。これからも英語の師匠としてお世話になることがあるかもしれないので、そのときはよろしくお願いします。澤田先生、人間失格のスタンプ、ありがとうございました。心にしみました。

約一年半、お世話になりました。

2017年の合格者

2017年 中学校英語合格

1. 1次試験

今回の受験で4回目ですが、今回は特に専門試験の勉強にかなり時間を費やしました。専門:教養の割合は8:2くらいです。理由は、過去2回専門が振るわず不合格だったからです。また、専門は1問3点(今年からは1点~4点問題もありましたが)に対して、教養は1問1点です。それを考えると、同じ1問正解でも3点稼いだほうがいいと思い専門に力を入れました。その結果、専門試験では自己ベストをとることができました。これもリベラルアーツで勉強し、総合的に力をつけることができたおかげです。入校を迷っている人はここで勉強することをお勧めしますが、1つ言えるのは、ホームページにある先生が書かれた「学習の手引き通り」だということです。簡単に言えば、「①授業に集中する②復習をしっかりする③わからないところをなくす」という当たり前のことが大切だと思います。それをクリアするには、なによりも自習時間の確保だと思います。私は、他県で本務をしていた際に本県の採用試験を受験したこともありますが、仕事に追われて勉強時間を確保することが厳しく試験結果も振るいませんでした。しかし、今回は「絶対今年で合格する」と決め、非常勤講師として午前中のみ勤務し、勉強に専念することにしました。

リベラルアーツには対策講座が始まるタイミングで入校しました。授業では、先生が基礎講座を受けていた受講生にバンバン当てて、バンバンと答えやその理由を言う受講生のレベルの高さに驚きました。また、先生の解説のスピードが速くて始めの頃は授業についていくのに必死でした。だんだんと先生のスピードに慣れて来たころから、先生にも当てられるようになり、授業中も一瞬たりとも気を抜けませんでした。

私は文法が苦手で文法クラスでも長文クラスでも、わからない文法があり、よく先生に質問をしていました。先生のすごいところは、私の理解できる例で説明するところです。そのおかげで、苦手だった文法がだんだんとわかるようになってきました。自分でも力がついているなと感じたのが、誤所指摘です。受講当初はどこが間違っているのか全然見当もつかず、30問中5問くらいしか当たらないことがありました。文法が苦手な私にとって、授業中の先生の解説を聞いてもわからないところだらけでした。そこで、わからないところを授業後に1つ1つクリアにしていきました。すると、3月あたりからだんだんと間違っている箇所がわかるようになっていきました。30問中半分の15問は正解できるようになりました。また、先生に当てられても答えとその理由まで言えるようになっていきました。その頃から、いままでやってきた問題も復習するようにしました。間違えた問題にチェックをつけて次に解いたときにわかるようにしていくと、同じ問題ばかり間違えていたり、前回は正解したのに間違えていたりと、自分がいかに適当に解いていたのかがわかりました。それからは、解説を読み直したり、文法書を読んだり、先生に質問したりして相手に説明できるくらいまで理解を深めるようにしました。その結果、採用試験本番の誤所指摘の問題は全問正解することができました。

長文は、毎回の宿題で配られる英字新聞を授業までに最低3回は読むようにしました。単語テストもあるので、授業前にも数回読み直しをしました。授業でやった長文についても、単語テストの前に数回読み直しをしました。文法に加えて語彙力もなかったので、文中の単語を覚えるようにしました。読むスピードが遅いので、TOEICや英検など受け、なるべく時間に追われながら読む機会を増やすようにしていました。TOEICの問題を解くときもタイマーを利用しながらスピード感を持って読むように意識していました。その成果は、今回の長文問題に活かせたと思います。なぜなら、今年の問題は長文1題分増えていたからです。日頃からTOEICなどでペース配分を考えながらやっていたおかげで、この分量ならこれくらいで解こうと目安を決めながら本番でも取り組むことができました。

リスニングは、得意な方なので、TOEICや英検の問題集を1.5倍速にして解いていました。また、授業のリスニング問題で聞き取れなかった部分をスクリプトで確認し、自習のときにもう1回聞いていました。

単語は、毎回の授業で単語テストがありその結果が張り出されるので緊張感を持って単語の勉強に取り組めました。負けず嫌いの性格も手伝って、1位になるために毎回満点を取るつもりで、必死になって150個近い単語を覚えました。単語カードを作って、隙間時間に覚えるようにしました。私は、歩きながらの方が頭に入るので、歩きながら覚えるようにしていました。また、Memriseというサイトを利用していました。そのサイトは自分で単語帳を作ることができ、その単語帳の単語の意味やスペルを覚えられるようになっています。また、スマホと連携してるので、アプリをダウンロードすれば、いつでもゲーム感覚でできるので、他の勉強に飽きたときにやっていました。後から似たようなサイトでquizletというのもあることを知りました。少ししか使っていませんが、このサイトもゲーム感覚で面白いと思います。単語の暗記は単調になりがちなので、このようなツールも使うのもアリだと思います。毎回の単語のテストの復習にも力を入れました。パス単が1周終わると、単語テストが復習になりますが、悲しいことになかなか点数が取れませんでした。忘れているのがほとんどでした。頑張って覚えたのにも関わらずあっという間に忘れるのでは意味がないと思い、復習をすることにしました。最初の単語テストから意味を隠してわからない単語に印をつけ、覚えていくことを繰り返しました。試験直前は、単語テストが試験と同じように同義語選択と、空欄補充になるので、その問題も繰り返しやるようにしました。

学習指導要領は違う校種のも出るので頑張って覚えるようにしました。学習指導要領の問題は満点取ると決めて勉強していました。授業のテストのときも中学校の部分は満点を狙い、高校の部分は復習して次同じ問題が出されたときに間違わないようにしていました。そのおかげで、本番の試験では満点を取ることができました。

教養は教職教養に力を入れました。一般はほとんど触っていません。教育原理の分野と特別支援の分野は満点とるつもりで勉強をしていました。

論文は予備校で対策講座を受講し毎週添削してもらうようにしていました。

2. 2次試験

エッセイ(英語):新学習指導要領で「話すこと」が大幅に変わったので、「話すこと」を中心に指導実践について書く練習をしました。過去問で「書くこと」についても練習し、全部で3題程度練習しました。

面接(英語):先生から対策プリントをもらい答えを考えて、添削してもらい覚えました。友人と一緒に練習を2回練習した程度でしたが、質問も対策プリント通りなのと、ネイティブの面接官の相づちがThat’s nice! Good idea!などポジティブなので、日本語の面接よりも気軽にできました。特に気負うひつようはないと思います。

面接:去年は面接の練習をせずに臨んだためかなり低い点数だったので、一番力を入れました。違う校種の受験者の意見も聞きながら、自分の意見をまとめていきました。また、去年の面接では場面指導が出来なかったので、同僚に頼んで一緒に練習してもらいました。試験では時間も指定されるので、タイマーを使って練習しました。スマホで録音して何を言ったのかを聞き返し、具体的にアドバイスをもらったりしました。回数をこなすことだと思うので、いろんな人と練習するといいと思います。そうすることで、相手の意見も聞くことができてとても参考になります。

模擬授業:友人同士で練習したり、同じ学校の先輩の先生方に見てもらいアドバイスをもらったりしました。また動画を撮って客観的に授業を見て修正を行ったりしました。本番は練習していなかった文法項目が出て焦りましたが、日頃の授業を思い出しながら、なんとか乗り切りました。とにかく、ゆっくり話し中学生が理解できる英語で話すように心がけました。

授業が終わって、「英語の割合はどれくらいですか」と質問があったのでオールイングリッシュの授業が求められているのだと感じ取ることができました。

3. 終わりに

この1年間は必死に勉強したなと振り返って思います。もう戻りたくはありません。1次通過までが長かったですが、2次試験も3日間あるので、中途半端な気持ちでは一筋縄ではいかないと思います。中途半端な気持ちだと体力的にも精神的にもきつく感じてしまうと思います。3日間を乗り越えるには、「今年で絶対に合格してやる!」という強い気持ちが何よりも大切だと受験してみて感じました。また、その気持ちも面接官にも必ず伝わると思います。

最後に、このように合格体験記を書いているのも愛先生と澤田先生のおかげです。ナーバスになる私にいつも「大丈夫」と声をかけてくださった愛先生、指導要領のテストを毎回作ってくださった澤田先生、本当にありがとうございました。そして、約1年間お世話になりました。