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教員コース本講座・受講案内

2023年9月2日(土)より、2024年の沖縄県教員採用試験に向けた専門英語の対策講座を開講いたします次年度は試験日程が1か月早まります。それに伴い、9月から本講座をスタートします。
詳細は以下の通りとなります。

○講座期間
2023年9月2日(土)~2024年6月上旬まで。

○講座日時
木曜日→19:00~21:50
土曜日→10:10~13:00
※ 奇数月は月7回、偶数月は月8回の授業となります。

○授業内容
木曜日&土曜日→語彙、英文読解、リスニング対策
※ 詳細については、入校面談または受講案内(パンフレット)にてご確認ください。

○入学金と授業料
入学金→¥12,000(税込み)※ リベラルアーツで受講歴がある方はお支払いの必要はありません。
月謝→¥30,000(税込み)
※電気料金改定のため、月謝を改定しました。ご了承ください。
※授業料の納入期限は前の月の25日となっております。

○対象者
沖縄県内の公立中学校、公立高校の英語教員を目指す方(県の教員採用試験を受験する方)が対象です。また、入校後まじめに勉強に取り組める方のみを対象とします。「ひとまず入校しておこう」「なんとなく入校してみる」という方の受講はお勧めいたしません。

○入校前に
受講案内(パンフレット)をご希望の方はメールかお電話でお問い合わせください。郵送いたします。受講希望者でリベラルアーツでの受講歴がない方は、入校前に担当講師との面談が必要です。お電話で面談予約をお取りください。受講希望者でリベラルアーツでの受講歴がある方は、面談の必要はありません。お電話でお問い合わせください。

沖縄県の採用試験(専門英語)について

近年の沖縄県の採用試験の問題は「読む力を試すこと」に重点が置かれています2年前までは文法問題が6~7問ありましたが、一昨年度から文法問題は消え去りました(もちろん)リスニングの問題は存続していますが、リスニングよりも英文読解の配点が高くなっています。読解力がないと突破できない試験になっています。

以上を踏まえ、受験生に求められているのは「英文読解力」&「速読力」と言い切れますが、英文を読む力は英語の総合力です。語彙力、文法力、読解力、そして背景知識、すべてが求められます。ということは、日ごろから幅広い分野の英文を読む必要があります。受験生の中には、自分の得意とする分野(たとえば人文科学系とか)の英文だけを読んでいる方がいるでしょう。しかし、それでは苦手分野の英文が出題されたときに、「やばっ!」となってしまいます。英字新聞のすべての分野を読める英語力を身に付ける必要があります。そのために、リベラルアーツでは毎週新聞記事を課題にしています。記事の内容を理解することはもちろん、ボキャブラリー増強、文法理解など、英語力を総合的に鍛えることができます。どんな英語の教材よりも、英字新聞を読むこと。英文を熟読すること。これが、私が経験から得てきた、英語力を伸ばす最良の方法です。

学習の手引き

これまで9年間、教員専門英語コースで受講生とともに学んできて、私が感じた「合格できる」受講生についてご説明します。ご自分が以下の項目をクリアできるか熟考の上、入校をご検討ください。

① 毎回の単語テストに全力を注ぐ受講生

受講生の中には「ただ通っている」方がいます。通っているということに安心しきって、まったく努力しない方がいます。お金の無駄です…。そのような方の単語テストの点数は、15/100点と悲惨なものです。毎回の単語テストは範囲が決まっているので満点を目指すべきです。「仕事が忙しくって…」「子育てが…」とおっしゃる方がいますが、仕事や家庭を言い訳にしていては、合格は5年先です。これまでの受講生の中には、4年かけて、5年かけてやっと合格していった方々がいます。そのくらい長い受験生活を送る予定でしたら、15/100点の結果でも構いません。しかし、今年絶対に合格したい!ということでしたら、心血を注いで毎回の単語テストの準備をしてください。

② 英文を読み込む受講生

英文読解ではすべての英語力が試されます。だからこそ、英語力がない方が最も苦手とする分野です。また、教員採用試験で用いられる英文は、歴史的・政治的な背景知識や一般常識が備わっていることを前提に選択されています。十分な知識や英語力のない方にとって、採用試験に出題される英文を読むことはかなり苦しく、逃げたくなる作業でしょう。これまで、「なんとなくで解く」「大体で解く」と言った逃避傾向の強い受講生を見てきましたが、それでは1次通過はかないません。一度読んだ英文は二度と読まない、という方も同様です。まずは一文一文を理解する。そのあともう一度全文を黙読する。最後に音読する。これらの作業をこなし続けて、やっと「読める!」という感覚を得られます。

③ 自主学習の時間を確保できる受講生

すべては「自主学習」に尽きると思います自分の単語のミスを授業後すぐに確認し、何度も発音して暗記する方。その日の英文読解について理解できない箇所があったらすぐ質問に来る方。文法で曖昧な点についてその場で文法書で調べる方。このような方は確実に合格します。しかし、「授業以外での英語学習はまったくやりません」という方が多いのが現状です。そのような方々がおっしゃるのが「仕事が忙しくって…」です。お仕事が大変なのは分かります。担任を受け持っていたら、部活動の顧問をしていたら、たとえそうでなくとも、沖縄県の公立学校で教員として勤務していれば自分の時間がまったく持てないというのが現実でしょう。しかし、「授業を受けただけで合格できます!」というようなおいしい話はありません。私が授業でできるのは「こちらの方向に進んだほうが勉強しやすいですよ」というように道しるべを示すことだけです。その道しるべを「チラ見」するだけでは意味がありません。自力でその道に進まない限り合格は無理です。仕事をしながら受験勉強をする方は、すき間時間で自身のルーティンワークをこなせる強い意志を持つことが必要です。